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エゴイストな夜 side4ー5 【綾子と速水の大人な恋!?編】






 ホテルの一室に入ると速水はすぐに私の唇を塞ぎ、激しく舌を絡めてくる。
 速水が激しいほど私を求めていることを知り、体が自然に火照ってしまう。
「んっ……ふっ……」
 息が出来ずに顔を放すが、すぐに顎を捉えられキスされながらベッドへ押し倒された。
 速水はすぐに私のブラウスのボタンを外し、器用に自分の服を脱いでいく。
 引き締まった肉体が現れて、私は思わずうっとりとしてしまった。
 すぐに顔が落ちてきて、ブラで盛り上がった柔肉に舌を這わされる。
「……ンっ……」
 ざらりとした感触が、肉を舐め上げ速水がぷちりとブラのホックを外す。
 ぶるんと飛び出した双丘をしげしげと眺め、速水は大きな手で揉みしだいてきた。
「大きいな……俺の手からはみ出してる……だけど柔らかくて弾力がある」
 人の胸を品物みたいに選定し、速水はにやりと意地悪く笑った。
 この人……Hの時は……どS?
「もっとして欲しいか?」
「え?」
「どうして欲しい? 言ってみろ」
「それは……」
 私はいつもの調子が出ないことに気がつき、乙女のように顔を赤らめてしまった。
 いつもならもっと命令が出来るというのに。
 好きだと思った男の前ではこんなにしおらしくなれるのだと新たな発見をしてしまう。
「恥ずかしいのか?」
 速水の指が胸の頂きを捏ね回し、緩急をつけてくる。
「……ぁっ……」
 可愛らしい声が出てしまい、蕾を揉みしだかれたままびくびくと腰を震わせてしまった。
 考えてみれば速水を追い掛け回すようになり、取り巻き男と会う暇さえなかった。
 もちろんHなどお預け状態で、精神的にも参っていた為に一人Hもしていない。
 感度が増していることに気がつき、私は胸をまさぐられているだけで秘部が疼いてきた。
「もう、硬くなっているぞ」
「そんなことっ……ぁっ……」
 恥ずかしてくて違うと言いたかったが、速水がちろっと舌を這わせただけで艶めいた吐息が漏れる。
 ぬるりと粘つく舌で転がされると、脳がじんじんと痺れてきた。
「赤くて、綺麗な色だな」
 速水が甘噛みしてきて、びくっと腰が大きくしなった。
――私、おかしい……
 速水の舌に触れられるだけで身体の全てが溶けそうになる。
 手が腰に滑り落ちてきて、さわりと撫でられると大袈裟なほど肢体が跳ねた。
「感じやすいんだな」
 速水が冷笑し、それが恥ずかしくて私は身じろぎした。
 それでも速水の大きく繊細な手が、スカートをたくし上げて内腿を撫でると甘い吐息が漏れてしまう。
「……ぁっ……んっ……」
「ストッキング……破るぞ」
 えっと思ったのも束の間、ストッキングはびりびりと破られてショーツ部分が露になる。
 すでに濡れそぼった秘部が浮き上がり、しっかりとショーツに形を張りつけていた。
「いつからこんなに濡らしていた?」
 速水の手がそっとショーツの割れ目を撫で、顔をじっと覗き込んでくる。
「わ、分からないっ……そんなの……」
 その視線に焼け焦げそうで、声は上ずってしまう。
 こんなに濡らしてはしたない女だと思われてしまうのが恥ずかしい。
「キスした時から濡れていたんだろ?」
 低いボイスで耳に嘲るように囁かれる速水の声――。
――笑われている……
 それでも感じてしまうのは速水が魅力的だからだろうか。
 それとも私が責められて感じているだけなのだろうか。 
 虚ろに考えていると速水は紐を外し、ショーツを無理やり剥ぎ取った。
 いつも冷静な速水とは思えないほど荒々しい獣のような情欲を見て取って、ぞくりと背筋が震える。














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39      side4−5   エゴイストな彼  

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