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エゴイストな私 side2ー3 【桜視点】





 正樹君は私をもっと気持ちよくしようと、体の隅々まで舌を這わせた。
 熱くぬるついた舌が這いずり回り、あまりの気持ち良さで、うっとりとしてしまう。
 すると、秘丘の茂みにまで舌を這わされて、じゅくりと蜜が溢れてきた。
 どうやら、その奥がどうなっているのか見てみたいようだ。
 見たい、という強い気持ちが聞こえてきてくすりと笑ってしまう。
 でも、大丈夫だろうか? 
 小さな少年にはちょっと衝撃すぎるかもしれない。
 取りあえず、グロいかもよと前置きしてみたが、正樹君はそれでも見たいと言った。
 脚を広げると、正樹君は何とも言えない溜息を吐き出す。
 やっぱり、見せない方が良かったかもと後悔した。
 でも、正樹君は花のようだと形容してくれる。
 そんなことを思ってくれるなんて、なんてロマンチストなんだろうと感動してしまった。
 正樹君は男らしくないと思ったのか、ロマンチストと言われて嫌がっていたけど。
 正樹君は遊ぶように花びらをくにくにと弄ってきて、快感に支配される。
 正樹君の舌が伸びてきて、蜜をいやらしく啜り上げ、ぞくぞくと腰が震えてしまった。
 小さな舌が根元まで埋められ、肉襞の粘膜をなぞられると、つま先がひきつる。
 気持ちいい――甘美な熱が広がり、私はもっとして欲しくなった。
 自分で包皮を捲り、肉芽を舐めてもらう。
 柔らかい唇が吸いつき、ちゅちゅうといやらしい音を立てる。
 教えてもないのに、小さな舌で何度も扱かれると、もう我慢の限界だった。
 正樹君も腰をもじもじと動かせて、困った風に眉をひそめる。
 ズボンは可愛らしいテントを張り、勃起しているのだと感じた。
 下着を脱いだ正樹君の肉茎は、皮を被っていて、可愛らしい。
 桜色でぷるぷるとしていたが、きちんと勃っているようだった。
 手で優しく上下に扱いてみると、正樹君はぴくぴくと腰を震わせた。
「あっ……うっ……」
 可愛い喘ぎを上げて、鈴口から粘ついた液が溢れてくる。
 イキそうなのかと思い、私も疼いた下肢が止められなかった。
 正樹君に挿入して貰おうと、自分で花びらを割り広げる。
 正樹君の可愛い肉茎が埋め込まれ、入口の浅い部分に穿たれた。
 ちょうどいい大きさと硬さが肉襞を掻き回し、頭が蕩けそうになる。
「うっ……ぁっ……」
 正樹君は夢中で腰を揺さぶり、可愛い顔を歪めて、抽送を続けた。
 浅い部分の方が感じる場所があるのか、ぐちゅぐちゅと抜き差しされるたびにひくりと中がうねった。
 気持ちよくなり、私もいつの間にか腰を動かせて、正樹君のを奥に飲み込もうとした。
「お姉ちゃんっ……動かないでっ……」
 切羽詰った表情は、ぞくぞくと情欲を掻き立て、正樹君の熱い精が欲しくなる。
 正樹君は尿だと思っていたらしいが、我慢の限界のようだった。
 正樹君のが欲しい――可愛らしい肉茎は膨張し、私の中を何度も往復する。
 正樹君が腰深く肉茎を埋めた瞬間、私もびりびりとした痺れが全身に駆け巡っていった。
 中に放たれた若い精の匂いが鼻をつき、じんと脳が痺れる。
 ぐったりした正樹君を腕に抱くと、すっぽりと体が納まる。
 汗を含んだ正樹君の髪がくすぐったくて、私はまたキスをしたくなった。
 優しくキスをすると、正樹君は気持ち良さそうに目を閉じる。
 正樹君を抱く手に温もりを感じなくなってきた。
 もう少し、一緒にいたかった。
 私は気持ちよさそうに眠る正樹君を見下ろし髪に触れてみた。
 それでももう、正樹君は生ある道を歩き出し、私は触れなくなってくる。
 急に喪失感が芽生え、私は悲しくなってきた。
 正樹君、私を見つけて――。
 だって、君の命は私のモノ。
 だから、もう離れられない。
 私はそれだけを願い、病室へ戻っていった。








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23        side2−3end

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