先輩、僕の奴隷になってよ hold-14

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「ほら、先輩……オナニーして見せてよ」
「……ぁ……」
 春香は愛斗の命令通り、ベッドの上で自慰に耽る行為をさせられていた。
「先輩……もっと脚を開いて……よく見せてよ」
 広げた腿の間に愛斗のぎらぎらする瞳が向けられ、羞恥心が煽られる。
「いいの、先輩……そんな態度で?」
 愛斗の美しい眉が不機嫌そうにしかめられ、春香は慌てて脚を開く。
 すでに下着を取り除いた秘部は愛斗の目の前にさらされ、死にたいほど恥ずかしくなった。
「もっとよく見たいな。指で広げて見せてよ」
 残酷に発する愛斗は期待をこめた視線を送ってきて、春香は指で陰唇を広げて見せた。
「へぇ……僕に見られて興奮してる? もう、ぐしょぐしょ」
 愛斗が腿の間に顔を埋めて、じっくりと広げられた秘処を観察する。
「お、お願い……恥ずかしいから……あんまり見ないで……」
「どうして? 先輩……僕のこと好きなんでしょ? ファンクラブに入っているもんね……それにいっつも触ってくるじゃん。こんな風に」
 広げて見えている内部の襞を見つめ、愛斗が指で弄ってきた。
「ンっ……やっ……」
(そんなところ、触っていない……)
 せいぜい触っても愛斗の髪をぐしゃりと撫でるぐらいだ。
「――嫌なの?」
 愛斗が顔を上げてすうっと笑みを引かせる。
「い、嫌じゃない……」
 春香が言うと満足そうに笑んで、また腿の間に顔を埋めた。
「ほら、先輩……指を挿入してみて」
 愛斗が春香という与えられた人形で遊びをしているように、楽しげな声音でそう言ってくる。
 春香は涙目になりながら、恐る恐る人差し指を蜜壷に挿入していった。
「どうしたの、動かせて」
「あ、あんまり……指を挿入してシたことないから……」
「へぇ、先輩はこっち派?」
 愛斗の指が包皮から覗く芽をぎゅっと押し潰した。
「はっ……ぁ……」
 淫らな喘ぎが出てしまうと、愛斗はにやりと笑い尖り始めた芽を大きく揉み回す。
「ぁ……やっ……ン」
 びくびくと腰が跳ねあがり、浮かしてしまうと愛斗に秘部を突き出す形になってしまった。
「ああ、たまんないな……先輩……そんなに見せつけてきて。ねぇ、裸見せて……全部を見たいよ」
 愛斗が言うや否や、春香の制服は脱がされあっという間に生まれたままの姿にされてしまう。
「ほら、先輩……手で隠さないで」
 胸を隠していた手を払われ、ベッドに寝かされる春香。
「先輩……綺麗だね……僕がどれだけこの肌を穢したかったか知ってる?」
 愛斗がつーっと春香の白い腹に指を這わせ、ごくりと喉を大きく鳴らした。
(愛斗君が……私を穢したい?)
 そんなこと想像していたとは知らず、ほんのりと肌がピンク色に染まった。
 愛斗が情欲を宿した瞳で、春香をじっくりと見つめる視線――
 学園でも愛斗がそのような想像を働かせ、春香のことを見ていたと思えば自然に秘部が疼いてきた。
 自分が愛しく思う可愛い後輩の愛斗が獣のような目つきで春香を見ている。
 今にも襲ってきそうな危うい雄の色香を漂わせ、愛斗はどこかうっとりとした瞳で春香を見下ろしていた。
「愛斗君――」
「その可愛い口で僕の名前を愛しそうに呼ばないでよ、先輩。名前を呼ばれるたびにどれだけ僕が……我慢していたか」
 一瞬だけ視線を熱く絡ませ、すぐに愛斗が噛みつくようなキスを落としてきた。
「――ンっ」
 口を塞がれ荒々しく唇に吸いつかれ、息をするのも苦しい。
 愛斗の激しいキスに呼吸は乱れ、口を開くとぬるついた舌が激しく絡んできた。
 強くちゅうっと舌が吸いつかれて、熱い滴りが口腔内に溢れ出してくる。
「ンっ……ちゅっ……先輩っ……っ……」
 愛斗は何度も角度を変えて、春香の全てを喰らいつくすように口腔内を侵してきた。
 そのキスだけでも頭はじんと痺れ、肌が熱く火照りはじめる。
 キスが終わると愛斗の顔は滑り落ち、さらりとした髪が鎖骨を撫でた。
 くすぐったい――そんなことを思ったのは一瞬で、すぐに目の覚めるような快感が全身
に駆け巡る。
 愛斗の柔らかい唇が胸の頂きを捉え、粘ついた舌で何度も舐め転がしてきた。
 片方の手は荒々しいほど乳房を揉みしだき、春香に快感を与えてくる。
 







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