河畔に咲く鮮花
◆・.。*†*。.・◆ 第二章 ◆・.。*†*。.・◆・.
下虜である蘭は覇王となった雪の花嫁となり
屋敷で過ごすことになる。
幸せに暮らせると思っていた蘭。
だが、その刹那的な幸せは長く続かず――
二人を引き裂く運命が待ち受ける
伊達が牙を剥く
「違うだろ、蘭。お前は幸せなんかじゃない」
蝶子の罠
「雪様のお役に立てるのはこの蝶子。それをわきまえなさい、下慮」
陰で動き出した義鷹
「……蘭、これからなにがあっても私の言った言葉は忘れないでおくれ」
狂気が目覚める とも
「覚悟してね――僕は惜しみなく君を奪う」
あの、秀樹までもが……
「俺に鳴かぬなら、鳴かせてみせよう――」
再び、蘭の前に現れたお兄さん――明智光明との再会
「そうだった、蘭はもう人の奥方だ。悪かった」
そして新しく蘭の元へ招かれた 貴族の青年
雪の側に新しい 女が付き添い
黒い感情が吹き荒れる
全ては狂い、炎の中に消えて行く――
◇第二章追加《登場人物》◇
姉小路 公人(あねこうじ きみひと)階級:貴族
「さぁ、蘭様、僕の道具を味わって下さい。好きなように使用して下さっていいのですよ」
小野典子(おの のりこ)階級:一般市民
「はい、この典子。命を懸けて覇王をお守りいたします!」
石田三久(いしだ みつひさ)階級:覇者
「この世界はあなたが思っているより、移り変わりが激しくて、醜く穢れている」
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